「営業って苦手だな~」
「交流会に出席しても、仕事に繋がらない、、、」
自分の商品を売るためには、まずは商品や自分のことを知ってもらう必要があります。
ただ自分から営業をかけるのではなく、相手からオファーが来ればどんなに楽かと思いませんか?
「でもそれって、結局は会社の大きさや業界の著名人の特権でしょ?」
いえ、待ってください。
確かに大きな会社に入社することやその道で有名になることが、
ブランド作りとしてイメージしやすいかもしれません。
でも大企業でなくても、その業界で有名人でなくても、名刺で自分をブランディングすれば、営業をかけなくても向こうからのオファーが来ることも夢ではありません。
名刺が営業をしてくれる。
その名も「ブランド名刺」です。
今回はブランド名刺で期待出来る効果についてお話していきます。
ブランド名刺とは
ブランド名刺とは、「あなたが営業をかけなくても出会った人たちを見込み客に変える集客ツール」です。
このブランド名刺は儲かる名刺コンサルタント/ビジネス改善経営ガイド/ふるど印刷代表の古戸 慎一さんが考案したものです。
古戸さんは『ブランド名刺はビジネスの「羅針盤」となり、「集客お助けツール」となる。』といっています。
実際ブランド名刺を作成するには、あなたの商品やあなた自身の仕事に対する思いと向き合う12の質問に回答していきます。
この12の質問に回答することで、自分のブランディングとしての羅針盤が見つかるわけです。
ブランド名刺は
どんな商材で
誰に(どんな問題・どんな欲求を持っている人か)に対して?
どんな役に立てるのか?(どんな問題解決・欲求の満足)
自分はどんな人間なのか?(どういう経験・想いを持っているか)
を載せているため、
顧客にとってあなたの商材+あなた自身の強み(価値・魅力)が伝わりやすくなり、信頼と共感が生まれることで、選んでもらいやすくなります。
またブランド名刺は名刺自体が「Call to Action(行動喚起)」を促してくれるため、集客にも繋がります。
なぜ、普通の名刺じゃ仕事が取れないのか?
一般的に名刺に書いてある内容は以下のようなものが多いです、
・企業名(ロゴ含む)
・役職
・名前
・連絡先
・たまに写真(かしこまった硬い表情)
私も今まで数えきれないほどの名刺をもらいましたが、はっきりいって、もらってからしばらくすると誰が誰だかわからなくなっています。
あなたも心当たりがあるのではないでしょうか?
そう、普通の名刺だと印象に残らず「何の人だったけな?」と忘れられて当然なのです。
時々顔写真入りの名刺もありますが、とても表情が硬く「マジメ」に写っていることがほとんど。
実際会ってみると朗らかな人でも、名刺を見てもそんなことは思い出せません。
つまり普通の名刺だと相手に興味を持ってもらえず、印象に残らないため、次の営業に繋げられないんです。
その場合、あなたが頑張って営業をかけていくしかありません。
相手が嫌がって、怒鳴られるリスクを抱えながらも、、、
しかしブランド名刺は違います。
ブランド名刺にすると「もっと話が聞きたい」「また会いたい」と思ってもらえます。
なぜなら、
といった効果が生まれるからです。
ブランド名刺作成のメリット
ブランド名刺を作成するメリットはいくつかあります。
その中でも私が考えるメリットは以下の3つです。
メリット1:営業をかけずに自分を売り込める
メリット2:一般人でも自分をブランディングが出来る
メリット3:濃い見込み客が集められる
どれも魅力的なメリットですよね。
それではひとつずつ解説していきます!
メリット1:営業をかけずに自分を売り込める
ブランド名刺作成の一番のメリットともいえることが、営業をかけずに自分を売り込めることにあります。
そもそも名刺交換をしている相手は、最初はあなたが扱う商材に興味を持っている可能性は低いです。
また、さっき初めて会った人に興味を持っていない商品を勧められるのは誰でもいい気はせず、逆効果になる可能性も高いです。
しかしブランド名刺を渡すと、ブランド名刺が相手にあなたの商材+あなた自身の強み(価値・魅力)を伝えてくれるため、あなた自身が無理に営業をかける必要性が少なくなります。
しかも相手に不快感を与えずに、、、です。
「でも、本当に相手は名刺をちゃんと見てくれるんですか?”」と疑問に思いますよね。
はい、見てくれます。
というよりも、名刺は必ず相手に見てもらえる最強の営業ツールです。
この最強の営業ツールを活用しないなんて手はありません。
そのために、ブランド名刺はつかみ、滞在、行動喚起を意識してしっかり設計する必要があります。
そうすることで、名刺交換から仕事へと繋がりやすくなるんです。
メリット2:一般人でも自分をブランディングが出来る
ブランド名刺を作る過程で、顧客に伝わるようにあなたの商材+あなた自身の強み(価値・魅力)を明確にする必要性があります。
商材やあなた自身の強み(価値・魅力)を明確にすることで、顧客から見た時の商材、会社、あなた自身の価値・魅力を高めることが出来ます。
これこそがあなたのブランディングです。
「でも自分は一般人だし、強みなんてありません、、、」なんて声が聞こえてきそうです。
大丈夫です。
強み=その業界で突出した実力を持つ
なんてことはありません。
素人の顧客からすれば、あなたはその道のプロであり専門家です。
顧客よりも一歩先にいるだけで大丈夫です。
そのために常に顧客よりも一歩先を歩けるように努力を行い、提供していくことが重要になります。
そうすることで自信を持って、自分のブランディングを行えるようになります。
メリット3:濃い見込み客が集められる
最後のブランド名刺のメリットは見込み客があなたの元に集まる可能性が高まることです。
ブランド名刺を作ることで、商材やあなた自身の強み(価値・魅力)をわかりやすく伝えることが出来ます。
そうすることで何が起こってくるか、わかりますか?
先ほど、名刺は必ず見てもらえる最強の営業ツールといいました。
そして顧客の中でもあなたの商材に興味がある人は名刺をどんどん読み進めていきます。
なぜならブランド名刺に書いてある内容は、自分が今まさに悩んでいる問題や欲求を解決してくれる可能性があるからです。
名刺を見て興味を持ってくれた方は、こちらに何かしらのアクションを起こしてくれます。(「詳しく話を聞きたい」といわれるかもしれませんし、後日メールが来るかもしれません、、、)
つまりブランド名刺に興味を持ってくれた顧客は、あなたの商材やあなたにすでに興味を持ってくれている可能性が高い濃い見込み客です。
この場合は更なる営業やアプローチを行っても相手は嫌がりません。
あなたの商材やあなたに興味がある濃い見込み客だからです。
反対に興味がない人は特に読み進めず、すぐに名刺を胸ポケットにしまうでしょう。
でもそれでいいんです。
あなたのブランド名刺にあまり興味を示さなかった方は、現時点ではあなたの商材を求めていません。
その場合は営業やアプローチをかける必要もなく、次の見込み客候補へブランド名刺を渡しに行くことを優先しましょう。
まとめ
ブランド名刺は商材だけでなく、あなた自身の価値や魅力を伝えられることがポイントです。
人は会社から商品やモノを買うわけではありません。
人は人から商品やモノを買っています。
あなたも経験ありませんか?
「あの人の接客よかったな~」
「あの人に相談すれば間違いない」
と思い、店に行ってその人を呼んで、その人から商品を買う。
本来なら誰から商品を買っても同じです。特に家電量販店などはそうでしょう。
でも私たちは、信頼している人から商品を買いたいと思ってしまいます。
ブランド名刺は、あなたから商品を買いたいといってもらえるための信頼関係構築のきっかけになります。
ブランド名刺を使うことであなたの濃いファンが見つけやすくなることは間違いありません。
そうすればあなたが自ら売り込まなくても、顧客があなたを求めて商品を買ってくれる仕組みが出来上がりやすくなります。
次回は名刺の実際の作り方について、解説していきます。
ぜひ、次回のブランド名刺の作り方に関する記事を参考にブランド名刺を作成し、他のビジネスパーソンと差をつけるチャンスを掴んでください。