Web集客

【間違い】ランディングページでやってはいけない3つの過ち

「Webでの集客や販売にはランディングページがいいのか!」

「よし!集客を増やすためにランディングページを作るぞ!」

 

ちょっと待ってください!

 

ランディングページ(Landing page;LP)を作る前に必ず知っておくべきことがあります。

 

それは、、、

これだけはやってはいけない「3つの過ち」についてです。

 

何事も間違った方法で失敗を積み重ねても、得られるものは少ないものです。

あなたはランディングページを作るうえで、こんな過ちを犯していませんか?

1:たくさんのことを伝えたい!

2:業者にすべて”おまかせ”

3:とにかく売れているLPのマネをする

 

「これの何が悪いの?」
「当たり前のことでしょ!」

 

もし、、、あなたが、、、

このように思っているのなら要注意です!

 

なぜこれらが3つの過ちなのかをしっかり確認してください。

※ちなみに「ランディングページ(LP)って何?」という方はこちらの記事でランディングページについて、わかりやすく解説しています。

ランディングページ(LP)とは何か?~~ランディングページとホームページの違いをわかりやすく解説~~初心者がランディングページ(LP)を作る時に知っておきたい、基礎の基礎。LPとは何か?ホームページとの違いは?初心者にもわかりやすく解説します!...

 

【過ちその1】たくさんのことを伝えたい!

「LPをせっかく作るのなら、うちの人気商品を全部紹介しよう!」
「LPに来てくれた人に顧客登録してもらって、商品も買ってもらいたい!」

 

せっかく汗水たらして、労力をかけて作ったLP。

どうせなら、たくさんのことを伝えたいと思うのは当たり前のことかもしれません。

しかし、LPには原則があります。

 

それは、1LP1ゴールです。

 

つまり、1枚のLPで伝える内容はひとつだけ!

と、いうことです。

まずはここから解説していきます。

1LP1ゴール

1LP1ゴール。

これはLPに訪れた見込み客が進むべき明確なゴールをひとつに絞ることを意味しています。

 

人は1日で膨大な数の広告やチラシを目にします。

しかし、人々はそんなこと気にも留めません。

ポストに入っているチラシ1枚1枚の内容をチェックしますか?

しませんよね?

なぜなら現代人は、日々を忙しく過ごし慌ただしく生活しているからです。

 

そんな忙しい毎日の中で、あなたの出している広告が目にとまり、奇跡的にLPに飛んで来た見込み客がいます。

忙しい中、わざわざ時間を割いて来た見込み客が考えていることは、このふたつです。

「一体、私にとってどんなお得なことがあるのだろう?」

「そして、どうすればそれを手に入れられるのだろう?」

 

ランディングページは縦長の1枚のページです。

1ページにお客さんに行動してもらうために伝えるべき情報を詰め込むため、必然的に長くなります。

 

そんな中、奇跡的にLPを読んでもらってもLPにいくつも異なる情報が載っていると、伝えたい事がぶれて伝わりにくくなってしまいます。

結果、見込み客はよくわからないし途中で読むのが面倒くさくなり、ページを閉じてしまいます。

 

LPは1つのゴールに向かって案内を続ける構成となっています。

まずはゴールとなるものを決めて、どの順番でどのように伝えれば見込み客は行動してくれるのか?

これを念頭に置く必要があります。

 

ゴールとして、見込み客に

・メールアドレスを登録して欲しいのか

・商品を購入して欲しいのか

・無料のお試し商品を注文して欲しいのか

このようにLPの目的を決めて、ゴール(行動して欲しい内容)に向かって情報を提供し、誘導していくだけです。(「だけ」といっても、これが難しいのですが…笑)

 

ゴール(行動して欲しいこと)が2つも3つもあると、見込み客は一体どうすればいいのかわからず、混乱し嫌になってしまいます。

まずはLPの目的を明確にし、ゴールをひとつに絞りましょう。

 

そしてゴールをひとつに絞ったら、次の2つに注力してください。

LPで注力すべきポイント

1:入口で引き込むヘッドライン

2:ゴール(具体的な行動)を促すCTA

伝えるべきことはヘッドラインで

ヘッドラインはLPに飛んできた見込み客が一番最初に目にするところです。

このヘッドラインの出来次第で、LPの結果が左右されるといっても過言ではありません。

 

先ほど、LPに来たお客さんは2つのことしか考えていないといいました。

「一体、私にとってどんなお得なことがあるのだろう?」

「そして、どうすればそれを手に入れられるのだろう?」

 

上記の内、「一体、私にとってどんなお得なことがあるのだろう?」への回答がヘッドラインになります。

ヘッドラインには商品・サービスについて、見込み客がLPを読んでもいいかな?と思えるようなベネフィットを伝える必要があります。

 

例えば、

・1日5分で英語が話せるようになり、周りから尊敬の眼差しで見られる英語術

・成功している経営者がこぞって学んだ、集客を今の5倍にするWeb集客のヒミツを今なら無料でお伝えします

このような感じです。

 

ヘッドラインを見ることで、このLPを読むことで「こんないいものが手に入るのか!」と思わせることが重要となります。

CTAの重要性

CTAとは「Call To Action」の略で、「行動喚起」を意味します。

CTAは見込み客の「どうすればそれを手に入れられるのだろう?」に答えるものです。

 

LPのゴールが販売の場合、CTAは「購入する」*になります。

LPのゴールがメールアドレスを登録して欲しいのなら、CTAは「メールアドレスを登録する」になります。

 

最初にヘッドラインで見込み客にベネフィットを伝え引き込み、LPを読むに従ってゴールまでの下準備を行い、最後はCTAで行動を喚起し、ゴールさせる。

 

以上が一連のLPの構成の流れになります。

そして重要なのが、CTA以外のゴールを作らない事です。

 

時々、クライアントさんにもいらっしゃいますが、CTAのすぐ下にデカデカと問い合わせフォームを設置していたり、電話番号を記載していたり、、、

 

先ほどもいったように、お客さんをひとつのゴールに向かって誘導しているのなら、その用意したゴールであるCTA以外は出口を用意してはいけません。

お客さんが最後に取るべき行動がわからなくなってしまい、LPから離脱・目的と異なる行動を取ってしまう可能性があるためです。

 

ゴールがひとつなら、促すべき行動喚起もひとつです。

※CTAのテキストもコンバージョン率に関係しており、本来は「購入」などの単語は避けた方が良いといわれています。ここは例で分かりやすくするためにあえて「購入」としています。

【過ちその2】業者に全て”おまかせ”

「うちの自慢の商品を広告したいけど、時間もないし全部業者に任せちゃえ!」

これを読んでいる方でLPを作るときに目を引くキレイなデザインにしたいから、Webデザインや広告会社に全てお任せする方もいるかもしれません。

でも、、、これ、絶対にやめてください!

業者に全てを任せてしまうと、反応が取れないLPになる可能性が高くなってしまいます。

ここではその理由について解説します。

「カッコいい」「オシャレ」で反応は出るのか?

多くの方がLP制作において勘違いしていること、、、

それは、、、

「とにかくオシャレで、カッコいい(カワイイ)デザインにすれば、集客できる!」と考えていることです。

 

LPの反応にオシャレさやカッコよさは絶対ではありません。

なぜならLPがオシャレであれば目を引くかもしれませんが、書いている内容がお粗末であれば誰もアクションを起こしません。

読み手はLPがオシャレだから、サービスに興味を持ったり、商品が欲しくなったりしません。

結局はこのLPに書かれた商品やサービスを手に入れることで自分にどんな利益があるのか。。。
ただそれを知りたいがために読んでいます。

そのため「自分では洗練されたオシャレなデザインは作れないから、、、」と考え、デザイン会社に全て任せる必要はありません。

 

重要なのは読み手が知りたがっている事を、きちんとわかりやすく伝えているか。

これにつきます。

伝えるべき商品・サービスのことを一番知っているのは?

先ほど、LPは読み手が知りたがっている事を伝えればいいといいました。

では、読み手が知りたがっていることとは何でしょうか?

それは、、、

、、、、

、、、、、、、

「この商品を買った時に自分がどうなるか?」です。

 

もう少し具体的に伝えると、読み手は

「あなたの商品・サービスを購入すれば、自分の人生はどんなふうに良くなるのか?」

いわゆるベネフィットを気にして読んでいます。

この場合、伝えるべきは商品の良さやメリットだけではありません。

 

あなたが商品やサービスを作ったとき、

「こんなことに困っている人に役立つ商品(サービス)を作ろう!」

このように考えていたはずです。

 

だから、あなたの商品を手に取ったお客さんがどんなふうになって欲しくて、この商品を開発したのか?

これを一番理解しているのは、誰でしょうか、、、?

お客さんが最も知りたい商品・サービスの良さを一番深く理解しているのは、、、?

 

そう、、、

悩み苦しみ、ちと汗の結晶である商品を考えた

あなた自身です!

 

以上のことからも、LP制作を業者に全てお任せするのは得策とはいえません。

【過ちその3】とにかく売れているLPのマネをする

今まで2つの【過ち】を解説してきましたが、これで最後となります。

これもかなり重要なので、最後まで集中して読んでくださいね。

 

ビジネスにおいて同じ業界で成功している企業や人をベンチマークして、ビジネスモデルをマネすることはとても有益です。

しかし、、

ただマネしているだけだと、思わぬ落とし穴にはまってしまいます。。。

あなたのLPの目的は何?

LPにおいてもベンチマーク先を探して、成功しているLPをマネすることは大切です。

 

ただしマネをする前に考えなければならないのが、LPの目的です。

 

なぜなら大前提として、

「あなたの作ろうとしているLPの目的とマネしようとしているLPの目的は一緒か?」

これをしっかりと確認してからマネをしないと、成果がついてこないでしょう。

 

例えば、、、

あなたが、新規顧客リストを集めるためのLPを作りたいとしましょう。

そして新規顧客を集めるために用意したのは「無料動画セミナー」です。

 

この場合マネするべきLPは、「新規」かつ「無料」かつ「動画セミナーでオファー」しているLPです。

 

「いや、そんな全て満たしている成功したLP探すのが難しいよ!」

確かに全てを満たす成功しているLPを見つけるのは難しいでしょう。

ただ、これ、前提間違えています。

 

成功しているLPを見つけるのではなく、成功しているプロモーションはどのようなコンセプトで全体を構成しているのかをリサーチしなければいけません。

つまり、LPやレターなど単発でマネするのではなく、プロモーションごとマネするんです。

少し話が逸れましたが、これめっちゃ大事です。。。。

目的が異なるLPをマネしてもとんちんかんに。。。

仮に成功しているLPだとしても、あなたのLPとの目的(ゴール)が異なると、構成やライティング内容も全く異なってきます。

 

あなたは新規集客したいのに、既存客に向けて書かれたLPをマネしても成果は絶対に出ません。

 

考えてみれば、当然です。

知り合いの女性を飲みに誘うのと、今日初めて会った女性を飲みに誘うのとでは全く誘い方や誘い文句が違ってきますよね?

 

あなたのマネしようとしているLPは、本当にあなたと同じ目的を持ったLPでしょうか?

ここをしっかりと確認しておきましょう。

まとめ

ここまでLP作成における絶対にやってはいけない間違いを3つお伝えしてきました。

今回の記事をまとめると、、、

この記事のまとめ

・ランディングページは伝えることを1つに絞り、ゴールも1つにする(1LP=1ゴール)。

・ランディングページは業者に全て任せない。商品の良さを一番深く理解しているのは、社長のあなた。必ず関わりましょう!

・ランディングページはただマネしてもダメ。LPの目的が一緒かどうかを確認してからマネするようにしよう!そして出来ればプロモーションごとマネするのがBest!

 

ランディングページは作成に手間もお金も必要です。

広告はABテストを繰り返し、精度を上げていくものですが、初歩的なミスで失敗するといつまでも前に進めません。

 

LPを初めて作る方はもちろん、今までLPで成果が出ない方も一度【3つの間違い】をしていないか確認してみてください。

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